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京都府民公開講座
思いをつなごう!
~ひきこもり経験者、家族、支援者の立場から~
「ひきこもり」とは、様々な要因の結果として社会的参加を回避し、原則的に6ヶ月以上にわたって概ね家庭に留まり続けている状態を指す現状概念(厚生労働省2010)と定義され、精神疾患を内包する可能性が指摘されています。約70万人(内閣府推計)が学校生活や就労における失敗体験を契機にひきこもり状態となり、その期間が長期化するほど重症化するといわれています。
ひきこもり支援は親支援、当事者支援、居場所支援、社会支援の4段階で行われ、主にひきこもり支援センターや親の会等がその役割を担っており、各段階における医療専門職の介入は体系化されていません。
医療では、精神障害者への地域生活支援を行う医療専門職として作業療法士(以下OT)が配置されており、日常的に元ひきこもり者の社会復帰支援にも従事しています。我々は2016年4月に、京都府作業療法士会内に「ひきこもり支援ワーキンググループ(以下WG)を発足させ、京都府内にてひきこもり支援に関する活動を行っています。
今回、この活動の一つとして市民公開講座開催することになりました。ひきこもりの経験を持つ方と支援をされている方の話を聞くことで、ひきこもり支援のあり方について皆様ともに考える機会になればと願っています。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
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